慶良間ファンダイビング(沖山礁ほか)

沖縄は平年より12日遅く、統計史上4番目に遅く梅雨入りしました。朝は少々雲が広がっていましたが、昼頃には豪雨となりました。
今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。風はまずます凪で海は穏やかです。
最初のポイントはドリフトスタイルで黒島北入ります。
エントリー後、離れ根に近づくと、イソマグロの小さな群れが見られました。

ハタンポもいつもの場所に綺麗に纏まっていました。

深場ではたくさんのスミレナガハナダイが泳ぎ回っています。

ソフトコーラルエリアはキンギョハナダイが綺麗に乱舞しています。

オーバーハングには小さめのネムリブカがぐるぐると泳いでいました。

エキジット間際の水面近くをアオウミガメが優雅に泳いでいました。

2ダイブ目は、ドリフトスタイルで沖山礁へ入ります。
緩めの下げ潮でのエントリー直後には、ロウニンアジが出迎えてくれました。

深場の根にはカシワハナダイの幼魚が群れており、ハナヒゲウツボは2個体確認出来ました。

西の根は時期早々にも、キンギョハナダイなどの幼魚がびっしりでした。キンメモドキも群れてしっかりついています。

メインの根には、アカヒメジ、ノコギリダイ、ヒメフエダイ、イッテンフエダイ、ヨコシマクロダイ、ムスジコショウダイ、アカマツカサなどがびっしりとついていました。

エキジット前の安全停止時には、水面近くをウメイロモドキが群れていました。

最終ダイブは雨が強く視程悪化のためアンカーリングで神山ラビリンスへ入ります。
まずはラビリンスの名のごとく洞窟へ入ると、ウコンハネガイが見られました。

ウコンハネガイは熱帯の貝で国内では沖縄諸島から南の地域にしか生息していません。主に浅い海の岩礁に生息している二枚貝で、外套膜に周りの光を反射する細胞を持っている事から、外部から光を浴びるとキラキラと輝くように見えるという特徴を持っています。この自ら発光しているように見えるという特性から別名、イナズマガイとも呼ばれています。
貝殻は卵円形で平たく、表面にはかなり細かい放射状の肋が見られます。この放射状の肋は細かい鱗片状の突起になっており、金ヤスリの目のような形状をしています。岩の隙間などに生息している事から、見つけるのが非常に困難な貝だそうです。
洞窟の中はたくさんのハタンポが群れて生息しており、とても綺麗な景観を醸し出していました。

セジロクマノミも健在です。

根の上ではコブシメがゆっくりと泳いでいました。ボート下に戻ると、ホソカマス20匹程度の小さな群れに遭遇したので、並走してエキジットです。

やっと梅雨入りした沖縄ですが、海は穏やかでたくさんのお魚達に出会うことが出来ました。
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