慶良間ファンダイビング（下曽根ほか）
秋晴れはひと休みで時折雨に打たれた沖縄ですが、それでも暖かく真夏日の一日となりました。
今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。風は弱めで波はほとんどない、絶好のコンディションとなりました。朝イチに降った雨のおかげでしょうか、道中は虹を見ながらゆっくりボートを進めて行きます。
ワイド多めにオールドリフトスタイルで、最初のダイビングは前島のパルメザンへ入ります。やや潮の流れがありましたので、その流れに乗りながら深場の根を目指し、アカククリやナンヨウツバメウオをじっくり見ていきます。
イソバナについているクダゴンベは全く動かず、写真におさめるのも優しい有り難い個体でした。
浅場一面に広がるいろとりどりの珊瑚礁はまさに絶景で、それに群がるグルクンやノコギリダイ、アカヒメジ、キホシスズメダイはとても綺麗に映えます。
本当に穏やかな海でしたので、足を延ばして下曽根まで向かい２ダイブ目と３ダイブ目に入って来ました。潮は緩めで、透明度はイマイチだったのですが、安定のグルクンはコンパクトに纏まって、時折グルグル回るカスミアジが狙っていました。
回遊しているイソマグロはなかなかのサイズでした。２匹のネムリブカが岩肌で何かを捕食していて、ギラギラの真っ黒なロウニンアジがそのおこぼれを貰いたがって傍をウロウロ泳いでいました。
今日一番の見所はウメイロモドキでした。水面近くで多く群れて纏まっていて、とっても綺麗な景観でした。
幸先の良い連休スタートで９月も折り返しとなりましたが、台風の影響もなく本当に良い海が続いています。これほどおだやかな海は、まだまだ長く続いて欲しいと毎日願っています。
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