慶良間諸島でライセンス講習
10月最終日の沖縄は、珍しい南風がやや強い夏日の蒸し暑い一日となりました。
今日はドリフト・ダイバー・スペリャルティ・コース初日で慶良間諸島周辺海域に行って来ました。ドリフトダイビングは未経験とのことですので、しっかりと上達スキルを身に付けて確実にステップアップしていきましょうね!
那覇から西へおよそ1時間程ボートを走らせると、慶良間諸島周辺海域のダイビングポイントへ到着します。透明度抜群の海でアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイブの講習が始まります。
ゆっくりと準備を進めていき、ジャイアントストライドエントリーでライセンス講習スタートです。

ドリフト・ダイビングを行うためには、正しい潜降のテクニック(指標を使わない自由潜降)と中性浮力、強いフィン・キック力やエアの消費量が少ないことなど、様々な重要スキルが必要となります。
まずは適正ウェイトのチェックから始まります。正しい潜降を行うためには適正ウェイトでなくてはありません。適正ウェイトを知るには、BCDから空気を抜き普通に呼吸をして息を止めた状態で目の高さで浮くかどうかをチェックします。

そして最も重要なスキルである、指標を使わない自由潜降を練習します。このスキルは、からだのバランスと呼吸コントロールがとても重要な要素です。決して簡単なスキルではありませんが、繰り返し行うことで徐々に身についていきます。

水中で楽な姿勢バランスを取っていき海中をゆっくりと泳ぎながら、深度変化に応じて呼吸やBCDの給排気により浮力をコントロールしていきます。

このスキルが身につけば、どこでも楽々にスイスイ泳ぐことが出来ます。
シグナルフロートの正しい取り扱いも学びます。

エキジット間際のボート下での安全停止は、ダイブコンンピューターを確認しながら、しっかりと呼吸をコントロールしてホバリングで停止します。呼吸は止めないようにして、身体が浮き始めたら息を吐いて浮力を小さくし、反対に沈み始めたら息を吸って浮力を大きくします。

ホバリングは水中で静止しているのではなく、呼吸を使ってある一定の水深を維持するために、上下(浮き沈み)する水深の幅を極めて少なくしていることを言います。
いよいよドリフトダイビングの実践です。
エントリーから、何度も練習した指標を使わない自由潜降行います。繰り返し練習した成果も表れています。潮の流れに乗って泳いで行き、ダイナミックな地形と、たくさんの魚の群れなどを見て楽しんで来ました。




順調にドリフト・ダイバー・スペリャルティ・コース・コースが進んでいます。次回も引き続き楽しみながら進めていきましょうね!
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