チービシ諸島でライセンス講習

台風から熱帯低気圧に変わったはずがまた台風へ逆戻りとなり、その影響を受けることとなりました。沖縄は台風に悩まされる季節です。
今日はアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー・コース初日でチービシ諸島周辺海域に行って来ました。強風の影響でしたが、何とか行くことが出来ました。昨日から引き続き頑張ってステップアップしていきましょうね!
出航前の朝の準備、まずはボート上での器材のセッティングと作動点検から始まります。常に安全にダイビングをするためには基本事項の徹底が大切となります。これまでたくさん練習したので、とてもスムーズに行うことが出来ました。

若干風は強めに吹かれましたが、ダイビングポイントへ到着すると、どこもかしこも透明度が抜群です。
ゆっくりと準備を進めていき、ジャイアントストライドエントリーでライセンス講習スタートです。
講習最初の項目はディープ・ダイビングです。ボートはアンカーリングが厳しい状況でしたので、ドリフトスタイルで入ります。
まずは指標を使わない自由潜降を行います。

姿勢と体のバランスそして呼吸のコントロールが重要なポイントです。ダイビングに必要なスキルはたくさんありますが、このスキルは特に重要で上達するために不可欠なスキルです。このコースでは徹底的にこのスキルを練習します。
水中で楽な姿勢バランスが取っていき海中をゆっくりと泳ぎながら、深度変化に応じて呼吸やBCDの給排気により浮力をコントロールしていきます。

このスキルが身につけば、どこでも楽々にスイスイ泳ぐことが出来ます。
水深20mの海底まで行き、色の変化とダイブコンピューターの比較を確認して、ディープ・ダイブの特徴を学びます。

深い場所でのダイビングでは、エアの消費量が増え、減圧症の危険性が高まり、ガス昏睡(窒素酔い)の影響が強くなり、光が届きにくいなどのデメリットがありますが、それを認識し自分の限界深度でダイビングすることで安全に楽しむことが出来ます。より深い場所へ行くということは、水中で見れる世界が広がるということなのです。
その後はウミガメと遭遇したので、一緒に泳いだり写真を撮ったりして時間を過ごして来ました。

エキジット間際の安全停止は、ダイブコンンピューターを確認しながら、しっかりと呼吸をコントロールしてホバリングで停止します。

2ダイブ目の項目はドリフト・ダイビングです。
ドリフト・ダイビングを行うためには、正しい潜降のテクニック(指標を使わない自由潜降)と中性浮力、強いフィン・キック力やエアの消費量が少ないことなど、様々な重要スキルが必要となります。
エントリーから指標を使わない自由潜降を行います。最初は上手くいかなくても、繰り返し何度も練習することで上達していきます。反復練習がとても重要ですね。

サメやクマノミなどのたくさんの海中生物をじっくりと見ていきます。


エキジット間際にはシグナルフロートを上げて、安全停止を行います。しっかりと呼吸をコントロールしてホバリングで停止します。呼吸は止めないようにして、身体が浮き始めたら息を吐いて浮力を小さくし、反対に沈み始めたら息を吸って浮力を大きくします。

ホバリングは水中で静止しているのではなく、呼吸を使ってある一定の水深を維持するために、上下(浮き沈み)する水深の幅を極めて少なくしていることを言います。上手にホバリング出来ていました。
2日間のトレーニングで、色々なスキルを習得しそれに附随する理由や根拠を学んで、ステップアップのアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーになることが出来ます。最初は上手くいかなくても、繰り返し何度も練習することで、誰しもが上達していきます。ダイビングにとって、反復練習はとても重要でそれが上達への唯一の近道なのです。上達することが出来れば、ダイビングを楽しむことが出来ますし、よりダイビングに興味を示すことに繋がります。
コースでしっかりとスキルを身につけた結果、とても上手なダイバーになりました。
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー認定おめでとうございます。2日間大変お疲れ様でした。また是非沖縄へ遊びにいらして下さいね。
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