粟国遠征ファンダイビング(筆ん崎)

梅雨明けが発表された沖縄は、朝から良く晴れて陽射しが痛いくらいの真夏日の一日となりました。
今日は今シーズン初の粟国遠征ファンダイビングに行って来ました。コンディションも良く気持ち良くボートを走らせます。
那覇から粟国島まではおよそ60km、所要時間は約1時間30分です。
粟国島は、かつては粟の産地として知られており、粟島とも呼ばれ、名前の由来となっているそうです。ソテツが多く残っており、別名ソテツの島とも言われています。
数百万年前まで火山の島であったことを物語る白色凝灰岩でできた白亜の壁は、他の離島にはない見所の一つです。筆ん崎付近から粟国港にかけての島の南西部に分布する地層は、火山の噴火によってできたものです。島の西側の標高が高く、東側へ向かって緩やかな傾斜となっています。西端が真鼻岬(筆ん崎)で、白色凝灰岩の断崖絶壁となっています。
4月から7月上旬頃に筆ん崎にて、数百匹のギンガメアジの群れのトルネードが見ることが出来ます。
ギンガメアジは、南日本、インド洋、太平洋に分布して、沿岸性でサンゴ礁域などで群れています。肉食性で、小魚や甲殻類を食べます。全長は約60cmで、鰓蓋上部に黒点斑が一つあり、第2背ビレの先端が白くなっているのが特徴です。幼魚は尾鰭の後縁が黒く縁どられ、不明瞭な暗色の横帯が6本前後ありますが、成魚になるとこの横帯は消えます。

朝は暗い時間から準備が始まり、日の出とともに出航となります。
那覇からのボートと粟国島のボートがそれぞれダイビング時間が決められているため、朝早くの出発となります。
ポイントにつきドリフトスタイルにてダイビングスタートです。今日は一日を通して上げ潮でしたので、ゆっくりと魚を探すことが出来ました。1ダイブ目は、ギンガメアジの小さな群れのトルネードを見ることが出来ました。


イソマグロの小さな群れもトルネードをしていました。2ダイブ目は奮闘するも魚の群れに会えず終いでしたが、休憩中にはイルカの群れに遭遇したので、たっぷりと遊んでもらいました。

3ダイブ目も、潮の流れに乗りながら魚を探します。
深場でイソマグロのリバーを見ることが出来ました。

エキジット間際にはギンガメアジの大きな群れに遭遇。


アジの群れはロウニンアジに追われ右往左往していましたが、一生に並走してじっくりと見ることが出来ました。
今シーズン初の粟国遠征は、まずまずの成果を上げることが出来ました。
粟国でのダイビングは、上級者限定となります。指標を使わない自由潜降と中性浮力、強いフィン・キック力やエアの消費量が少ないことなど、様々な重要スキルが必要となり、ドリフトダイビングの経験が豊富であることが条件となります。
限られたダイバーしか味わうことが出来ない素晴らしい景観を見に行きましょう!
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