慶良間ファンダイビング(黒島北ほか)

9月終盤を迎えた沖縄ですが、まだまだ真夏日が続いています。
今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。台風の影響も消えて凪で落ち着いたコンディションです。
最初のダイブは、パライソへ入ります。
綺麗な珊瑚礁と真っ白な砂地に癒されっぱなしでした。


2ダイブ目はサンドトライアングルへ入ります。
まずはタイマイが挨拶代わりに登場し、ゆっくりと泳いでいました。

タイマイは甲羅がべっ甲材として高値で取引きされたため、20世紀に世界中から乱獲されて絶滅寸前となったそうです。
近年でもインドネシア・ジャワ海では、ほぼ全ての卵が食用としてお金になるため乱獲され続けているとのことです。
タイマイは、右前肢と左後肢、左前肢と右後肢を交互に前に出して泳ぎ、他のウミガメが両方の前肢を同時に出して平泳ぎのような泳ぎ方をするのとは違うんです。
ナガレハナサンゴには繊細なガラス細工のように美しいナデシコカクレエビがついており、クリーナーシュリンプ独特の動きで、からだを左右に揺らしている姿がとても可愛らしいです。

リュウキュウキッカサンゴ(琉球菊花珊瑚)は幾重にも花びらが重なるような形の珊瑚で、まるで海に咲く花のようでもあり、植物のようにも見え、玉菜(タマナー)とも称されます。

生まれたての小さなカクレクマノミは少し成長していました。

セダカハナアイゴの群れを見てエキジットです。

最終ダイブはドリフトスタイルで黒島北へ入ります。
エントリーから潮の流れにのって泳いで行きます。
離れ根は辺り一面をキンギョハナダイが乱舞しています。

今日のメインは水面近くのキビナゴとそれを狙って追う100匹程度のカスミアジです。


じっくりと見ているだけで、癒され幸せな気持ちになりました。
カスミアジは全長70cmで、成魚の体側には小黒点が散在します。主上顎骨後端は眼の後縁を越えない。本種は幼魚の時、胸鰭が黄色ですぐに見分けることができます。房総半島以南の太平洋岸(普通は幼魚)、琉球列島、尖閣諸島、南大東島、小笠原諸島、インド洋から太平洋、ハワイ諸島に分布し、沿岸近くの潮通し良い荒磯に、群れを作り生息して、沖縄ではガーラと呼ばれます。
今日は良いコンディションの中、慶良間諸島の海を楽しむことが出来ました。最高の海はいつまでも残しておきたいものです。
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