splus okinawa diving service

splus okinawa diving service

Blog ブログ

6月最終週末の沖縄は、良く晴れて真夏日の暑い一日となりました。

今日は慶良間諸島周辺海域へファンダイビングに行って来ました。海は穏やかで絶好のコンデション、まさに海日和です。

最初のポイントはドリフトスタイルで黒島北入ります。

小さな洞窟は光が差し込みとても綺麗いな景観で、中にはアカマツカサやハタンポ、カッポレなどがいます。

浅場の棚のモンツキカエルウオの元気な姿を確認出来ました。

モンツキカエルウオは、暖かい海の岩礁やサンゴ礁域に生息し、孔から頭部だけを出している様子が観察されます。体には多数の橙色斑が散在しますが、変異も多いようです。

眼上の皮弁が3つに分岐することで、日本産のほかのハナカエルウオ属魚類と区別することができます。体長は約9cmになります。

水路を渡った東側のオーバーハングには小さめのネムリブカがぐるぐると泳いでいました。

ネムリブカは、大西洋を除く、熱帯の海に広く生息する沿岸性のサメ種で、主に40m以浅のサンゴ礁域に生息していますが、それより深い場所や水深1m以浅にも見られることがあります。その名のとおり昼間は岩礁で頭を突っ込んで寝ていることが多いですが、夜間になると活発に行動します。

他のメジロサメよりも体が細めでスマート、第2背鰭はやや大きく、第1背鰭よりも少し小さく、第1背鰭と尾鰭の先端は白い。体全体は灰色っぽいです。全長1.5mほどで、稀に2mを超えることもあります。胎生で50cmほどの仔魚を産みます。

英名ではヒレの先端の白い模様から、ホワイトチップリーフシャークなどと呼ばれ、沖縄の方言ではニーブヤーと言い、いつも眠そうにしている人、という意味だそうです。

メジロザメの仲間達は、泳いでいないと鰓に海水を送り込むことができなくなり、酸欠になって死んでしまいます。しかしネムリブカは、泳がなくても海水が鰓に流れ込み呼吸することが出来るため、生きていれます。

ソフトコーラルエリアはキンギョハナダイが綺麗に乱舞しています。

根回りはグルクンとウメイロモドキの群れがいっぱいです。イソマグロの小さな群れも見ることが出来ました。

2ダイブ目は、カメ吉へはいります。

繊細なガラス細工のように美しいナデシコカクレエビは、クリーナーシュリンプ独特の動きで、いつもからだを左右に揺らしています。

セジロクマノミ3個体も健在でした。

リュウキュウキッカサンゴ(琉球菊花珊瑚)は幾重にも花びらが重なるような形の珊瑚で、まるで海に咲く花のようでもあり、植物のようにも見え、玉菜(タマナー)とも称されます。

このポイントではタイマイがたくさん見ることが出来ました。

甲羅がべっ甲材として高値で取引きされたため、20世紀に世界中から乱獲されて絶滅寸前となったそうです。近年でもインドネシア・ジャワ海では、ほぼ全ての卵が食用としてお金になるため乱獲され続けているとのことです。タイマイは、右前肢と左後肢、左前肢と右後肢を交互に前に出して泳ぎ、他のウミガメが両方の前肢を同時に出して平泳ぎのような泳ぎ方をするのとは違うんです。

最終ダイブは、ドリフトスタイルで沖山礁へ入ります。

緩めの下げ潮でのエントリーから、深場の根に行きます。カシワハナダイの幼魚が群れており、ハナヒゲウツボは1個体確認出来ました。

メインの根には、アカヒメジ、ノコギリダイ、ヒメフエダイ、イッテンフエダイ、ヨコシマクロダイ、ムスジコショウダイ、アカマツカサなどがびっしりとついていました。

グルクンは纏まって群れていて、ロウニンアジも近くをぐるぐると泳ぎ回ってくれました。

西の根は時期早々にも、キンギョハナダイなどの幼魚がびっしりでした。キンメモドキも群れてしっかりついています。

梅雨明けからこの夏は良いコンデションが続いています。こんな海が長く続きますように。

・2025年渡名喜粟国遠征の日程が決まりました!大人気のツアーですのでご予約はお早めに!

・沖縄本島全域をトータルでコーディネートいたします。ご予約お待ちしております。

・ライセンスをステップアップしてダイビングをもっと楽しみましょう!

・ダイビングも食事も充実した、とっても楽しいショップツアーに参加しませんか?